富士そばのカツ丼から学べること
先日、先輩が「富士そばはカツ丼が旨い!」と言ってたのを聞いて、
「ソバ屋でカツ丼食べるバカがどこにいる」
と、心の中で思ったんですけど、結局どうしても気になって、今日、富士そばでカツ丼を食べました。
旨い!!
第一印象は「玉子が綺麗だな」でした。
みずみずしく半熟感を感じる見た目です。拡大してみましょう。
綺麗でしょ。
で、カツを食べてみると、すごく軽い感じ。たぶん、この玉子がふわりと包んでくれるおかげで、味に軽みが出るんだと思います。
カツ自体も凄くおいしいです。
タレがしみた部分と、サクサクな部分が半分ずつくらいで絶妙です。
とにかく旨い!!! ソバ屋のカツ丼なんて...とか舐めたこと言ってた自分が恥ずかしいです。
味噌汁かと思いきや...
写真にもある通り、スープもついてくるのですが、パッと見た感じは味噌汁です。
でも、飲んでみるとびっくり! そばのつゆがベースのスープでした!
こういうところで自身の専門性を忘れないところは好感がもてます。
吉野家とは大違いだ。過去記事参照↓
ソバ屋なのにカツ丼が旨いっていうの、(・∀・)イイネ!!
実は僕は普段から富士そばを愛用しています。
だから、専門であるソバが十分に美味しいことは、よく分かっています。
でも、ソバだけではなかった。専門外のカツ丼がここまで美味しいとは!
この感じ、(・∀・)イイネ!! って思います。
専門バカではない懐の広さ
専門バカって、あなたの周りにもいますよね、困った奴ですよね。
法律バカは法律の話しかできず、美味しいごはんの話ができない。物理バカは物理の話しかできず、音楽の話ができない。
そういう人ってちょっと息苦しく感じます。
逆に、毎日数学の研究に明け暮れている数学者が、好きな文学について語っていたら、「この人、視野が広いな」と感じます。トップクラスのスポーツ選手が物理の勉強をしていたら、「スポーツが凄くて勉強家だなんて、なんて殊勝な人なんだ!」と思います。
専門分野へのプロ意識に加えて、専門外の分野への興味とかこだわりがある人って、なんとなく好感がもてます。
富士そばは、ソバという専門分野を売りにしながら、実はカツ丼もちゃんと作っているのです。素晴らしいと思いませんか?
見習わなきゃな、と勝手に思いました。
専門分野だけでなく、他の分野にも興味を持てる人になりたいと思いました。
また、カツ丼定食にさりげなく専門分野である所のそばつゆを挟んでくるところも見習いたい。これは、カツ丼とそばつゆは意外と合うんだぞ? というメッセージだと思いました。
他の分野で学んだことと、自分の分野を関連付ける姿勢、素晴らしいと思います。
富士そばのカツ丼でまた一歩成長できた
みんな、富士そばのカツ丼を食べような!
(完食の図)
お値段490円。