胆石性急性胆のう炎について
ひふみんが急性胆のう炎の手術をしたと聞いて、趣味で将棋を指す身、すこし心配しています。報道によると胆管性急性胆のう炎ということですが、この病気について詳しく知りたかったので調べました。
Q. 胆石性急性胆のう炎はどんな病気?
A. 胆のうの出入り口に胆石という「石」が詰まり、その後胆嚢に細菌が感染して炎症が起こってしまう病気
胆のうは肝臓の下にある臓器で、胆汁をためる働きがあります。この出入り口が胆石で詰まると、胆のう内で胆汁が停滞し、胆のう粘膜を傷つけます。さらに感染が起こると、それに反応して炎症が起こり、急性胆のう炎を発症します。
Q. どんな症状がでるの?
A. 熱が出て、食後などに右のお腹が痛くなることが多いです。吐き気がしたり吐いてしまったりすることもあります。
胆のうは右の肋骨の一番下、おへその右上あたりに位置していて、胆のうが炎症を起こすとここが痛みます。放っておくと全身の臓器がやられてしまい、命の危険があります。
Q. この病気は治るの?
A. 死亡率は1%未満です。多くの人が回復する病気です。
死亡率は1%未満であり、0.6%とする資料もあります。これを高いとみるか低いとみるかは微妙ですが、多くの人は助かるということです。
Q. どんな治療をするの?
A. 重症度によって違いますが、軽症であればお薬で治療し、そうでなければ手術で胆のうを取り除くことが必要です。
お医者さんが様々な状況を見て判断します。胆のうは無くても生きていける臓器ですから、手術する場合は取ってしまいます。手術後は胆嚢がなくなるために脂肪分の消化吸収が不安定になり、下痢を起こすことがあります。しかし、しばらくたつと体が順応して良くなることが多いようです。
以上です。何か異変を感じたらすぐにお医者さんに診てもらいましょう。
ひふみんにはゆっくり休んでもらって、また元気な姿を見たいですね!