「うれしい」と「よろこばしい」
「うれしい」と「よろこばしい」は何が違うのか、というお題を与えられました。
全くわからないため、馬鹿みたいにいろんな例文を挙げていこうかと思いますのでお付き合いください♡
お小遣いをもらって
お小遣いをもらったら「うれしい」です。
お小遣いをもらったら「よろこばしい」とは思いません。
お金欲しい。欲しくない??
バヌアツ人のボールドウィンさんが100歳を迎えた
よろこばしい
なんてよろこばしいのでしょう。
100歳まで生きたのです。
それは、よろこばしいことです。
でも、別にあまりうれしくはない。
今日の夕飯は吉野家の牛丼
うれしい。うれしいに尽きます。
別によろこばしくない。
僕のばあちゃんが100歳の誕生日を迎えた
「うれしい」し「よろこばしい」!
ばあちゃんが長生きしてくれたのがとても「うれしい」し、そもそも100歳まで生きることは「よろこばしい」ことです。
バヌアツに住んでいる僕のばあちゃんが100歳になった
「うれしい」し「よろこばしい」です。
どこに住んでいようが僕のばあちゃんは僕のばあちゃんですから。
バヌアツに住んでいる僕のばあちゃん(100歳女性)が夕飯に吉野家の牛丼を食べた
ばあちゃんが僕の大好きな「吉野家の牛丼」をバヌアツの地でわざわざ食べてくれているのは「うれしい」です。
しかも状況を想像すると一周回って「よろこばしい」気もしてきました。
吉野家の牛丼がお小遣いをくれた
うれしい
ボールドウィンが吉野家をバヌアツに建設した
日本文化の海外進出はよろこばしい限り
ボールドウィンが吉野家をバヌアツに建設したらバヌアツのばあちゃんから「吉野家が神すぎる」というラインをくれた
うれしい、よろこばしい
結論
馬鹿みたいな例を挙げてきましたが、どうやら「うれしい」という言葉は個人的な希望要望期待がかなった時の感情で、「よろこばしい」というのは社会的におめでたいということなのでしょう。
ボールドウィンが100歳になっても僕にはしったこっちゃないですから、別にうれしくない。逆に長生きしてほしいと「希望」していたおばあちゃんが100歳になれば
「うれしい」のです。
そもそも100歳になること自体、おめでたいことですから、どちらの例も「よろこばしい」ということになるのですね。
おしまい!
2017/5/24 森見ますお
2017/5/26 更新