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書評

『陽気なギャングが地球を回す』が知的すぎてinteresting!!

最近読んだ小説、伊坂幸太郎著のベストセラー『陽気なギャングが地球を回す』が超おすすめなので、その良さを伝えたいと思います! 良さ1:主人公のセリフが知的 とにかくセリフが知的で面白い! 主人公は4人組の銀行強盗なのですが、その中に、響野という演…

読書感想文におすすめの新書5選!!

「新書を読んで読書感想文を書きなさい」という課題が出たけど、どうすればよいか分からないという人は多いと思います。 そこで、読書感想文におすすめの新書を5冊厳選しました! 早速Go!! 1.福岡伸一『生物と無生物のあいだ』 生物と無生物のあいだ (講…

国語入試問題必勝法

国語入試問題必勝法 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 清水 義範 講談社 1990-10-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net タイトルにつられて思わずクリックした受験生がいたら大変申し訳ない。 はっきり言うが、この記事は受験に全く役立たない。 こんな記事…

芥川先生が凄過ぎて僕は桃太郎が書けない

物書きの端くれとして、桃太郎は絶対に書かねばなるまい — 森見ますお (@morimi_store) 2017年6月23日 おとといこんなツイートしたんですけど、とんでもない。 身の程を知れ! ブログ始めて2ヶ月も経ってないくせに、ったく、ビギナーはうぬぼれるんですよ …

「生物とは何か」について知りたいときに読む本

「生物とは何か」「生物の定義は何か」 生物の教科書には一応、生命の定義が書かれています。 しかし、それは本当に生命の定義と言えるのでしょうか? 本当に生命を説明したことになるのでしょうか? 少なくとも僕は感覚的に腑に落ちないのですが、いかがで…

書評『論文の書き方』:文章力を上げる最強の練習法

ずいぶん古い本を紹介する。 初版は1959年で、メートル法が実施された年だそうだ。よくわからない。 本のタイトルは『論文の書き方』、岩波新書1959年。 著者の清水幾太郎は日本の社会学者である。 彼の文章の明晰さは広く知られていたという。 そんな清水氏…