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【東京駅ラーメンストリート】トナリへ行きました

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東京駅ラーメンストリートJR東京駅の八重洲地下の出口から出て徒歩3~5分のところにあります。

 

ラーメン屋が密集していて、行くだけで割と楽しいスポットです。

 

今回は「東京タンメン トナリ」という店に行ってまいりました。

 

この記事は、店の口コミ、感想を書きたいと思います。

 

今回は贅沢タンメン(990円)を食べました。

 

ちなみに僕は回し者とかじゃないです。

 

野菜が多く体に良い、チャンポン系統のラーメン

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総合的には長崎ちゃんぽんに近い系統だと感じました。

 

野菜が多かったです。写真で見ても野菜たっぷりだなぁ、という感じ。

 

身体によい食べ方が自然にできると思いました。

 

野菜を食べないと炭水化物に行きつかないですから(笑)

 

スープは生姜と胡椒が良く効いていて、チャンポンに似ている印象。

 

画像の赤矢印はニンニクではなく生姜です!

 

ちょっとびっくりしたんですけど意外とマッチしていました。

 

ニンニクはたぶん入っていないと思いますが、確信は持てません。

 

麺は中太でつるつるしていました。

 

肉は五枚。肉が冷たいのが難点でした。

 

なので、スープの中に肉を入れ、温めてから食べると良いと思います。

 

 

運ばれてくるのは注文から6分後だった

ラーメン屋は早さも重要だと思うので一応計りました。

 

時間帯とか商品によって全然違うと思うので、参考程度に。

 

荷物置き、紙エプロンの用意あり

気にする人も多いと思うので、店側のサービスを列挙しておきます。

 

まず、席はカウンター席とテーブル席があって、1人の場合はカウンター席に通されるのが基本のようだ。

 

お箸は割り箸

 

醤油、ラー油、お酢、胡椒の用意あり。

 

つまようじ、紙ナプキンあり。

 

紙エプロンも目の前に置いてあるので、店員に声をかける必要が無い。

 

荷物置きはカウンター席、テーブル席問わずある。大体の荷物は入ると思うが、あまり大きいと厳しい。

 

水のピッチャーはたくさんあるので、隣の人に迷惑をかけることはあまりないと思う。

 

カウンター席は隣との間隔が若干狭く、窮屈だった。

 

店員の応対は丁寧だった。椅子の汚れといったように重要なポイントは外していないようだ。

 

 

リピートする可能性あり

半年に一回くらいは入っていいかな、という印象。

 

少し値段が高いのがネック。地代が高いんじゃないかな(笑)

 

 

総合的にはやや好印象

めっちゃうまい! みたいな感じじゃないけど、まあたまには食べていい味。

 

ラーメン食べたいけど最近腸の調子も悪いし、健康にも気をつけなきゃ...というときに良いと思います。

 

そういう意味でやや好印象と感じました。高いけどな。

 

逆に言えば、とにかく不健康で暴力的なものが食いてぇ!!! という時には入らない店かな? と思います。

 

そんな感じです。おしまい!

何度も失敗を繰り返す人の特徴と心理

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何度も失敗を繰り返してしまう人がいます。

 

あなたの周りにもいると思いますし、このページに行きついたあなた自身が悩んでいることかもしれません。

 

この記事は、「何度も失敗を繰り返す人の特徴・心理」をお伝えすることを目標としています。

 

それでは、順にみていきましょう。

 

失敗を後悔して反省をしない

反省をするかしないか、これが「失敗を繰り返す人」と「失敗を繰り返さない人の違い」です。

 

「自分は反省しているつもりなのに...」

 

失敗を繰り返す人が必ず言うことです。

 

しかし、その実情は「後悔しているだけ」のことが多いです。

 

どういうことか?

 

まず、「後悔」と「反省」を分けて考えなければなりません

 

  • 後悔は過去を見て終わり
  • 反省は過去を見た後に未来につなげる

 

という違いがあります。

 

「自分は反省しているつもりなのに...」

 

という人の多くは、「後悔」のことを「反省」と勘違いしています

 

「自分が悪かった...」と認識するだけで、「反省した」と勘違いする。

 

というか、「反省した」と思いたいだけなのですね。

 

しかし、これは未来につながらないために、「後悔」の領域を脱出できません。

 

「自分は〇〇をしていなかった。だから失敗した。」とちゃんと分析し、次につなげる糸口をつかんで初めて「反省」と言えるのです。

 

これが分かっていない人は、失敗を繰り返します。

 

反省しても改善しない

先ほどよりは軽症の状態です。

 

反省は出来ていても、「改善」という行動に出ない人は失敗を繰り返します

 

論語』にこんな一節がありました。

 

子曰わく、

「過まって改めざる、是れを過まちと謂う」

(しいわく、「あやまってあらためざる、これをあやまちという」)

 

訳:先生がいわれた。「過ちをしても改めない、これを本当の過ちという」

 『論語』齋藤孝訳

 

 

孔子様、ありがとう。その言葉をそっくりいただきます。

 

失敗をしても「改善」をしないことこそが、本当の失敗です。

 

失敗して改善しない、これは大変もったいないことなのです。

 

 

「失敗した場合の対処」を考えていない

「失敗を繰り返さない人」は、計画段階で失敗した時の対処法を考えています。

 

物事は計画通りにいくとは限りません。

 

ですから、計画通りにいかない場合の対処法をあらかじめ考えておくと、いざという時に早く対処できます。

 

早く対処できれば、少ないダメージで済み、スムーズに次のチャレンジに移行できます。

 

しかし、「失敗を繰り返す人」は失敗した時の対処法をあらかじめ考えないので、いざという時に対応が遅れたりパニックになったりします。

 

対応の遅れやパニックは、失敗によるダメージを大きくし、失敗の連鎖を呼び寄せます

 

そもそも、「失敗を繰り返す人」の心理として、「失敗した自分と向き合いたくない」というものがあります。

 

これにより、「失敗した自分」をシュミレーションして対処法を考える作業が苦痛に感じます

 

ですから、「失敗を繰り返す人」はこの心理を克服する必要があるのだと思います。

 

 

反省と改善をする、失敗時の対処を考える

記事のまとめです。

 

「何度も失敗を繰り返す人の特徴と心理」

 

  • 後悔して反省しない
  • 反省はするが改善をしない
  • あらかじめ失敗時の対処を考えていない

 

もし「失敗を繰り返さない人」になりたければ、真逆のことをすればよいのです。

 

  • 後悔をそこそこ、しっかりと反省をする
  • 反省を改善に結びつける
  • あらかじめ失敗した場合の対処法を考えておく

 

以上です。

 

この記事がお役に立てたのならば幸いです。

 

参考文献

 

エクセルでオリンピック方式の平均を取る方法【TRIMMEAN関数】

僕はエクセルで遊ぶのが大好きな変人です。

 

この趣味が誰かの役に立つのではないかという淡い希望をもって、初めてのエクセル解説記事を書かせて頂きます。

 

さあ、誰の役に立つのやら...

 

オリンピック方式で平均を取る

こういった記事は結論から入るのが常識。

 

まずは以下の図をご覧ください。

 

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赤で囲ったセルに、

 

 =TRIMMEAN(データ範囲, 2/COUNTA(データ範囲))

 

 と入力するだけでオーケー。

 

もちろん、そのままオートフィルが可能である。

 

さらには、突然審査員が病欠しても問題ない。

 

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手順を詳しく解説するよ!

エクセルと数学が得意な方は、さっきの画像を見ただけで全てを理解できたと思う。

 

今から書くのは、エクセルの操作が苦手な人のための手順である。

 

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とりあえずは、上の図と同じものをなんとか作って頂きたい。(枠とかは適当で構わない。)

 

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次に上図の緑の枠を選択する。

 

選択したら、矢印の「fx」をクリックしてほしい。

 

 

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すると、わけの分からないウィンドウが飛び出すので、「排除」と入力し、検索開始。

 

そこから「TRIMMEAN」を選択→「OK」をクリック。

 

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すると、さらに意味不明のウィンドウが出現する。

 

ここで、ウィンドウと表が被らないよう、適切な位置に移動してほしい。

 

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上図のようにデータ範囲を入力する。

 

手動で入力しても良いが、表にカーソルを当てて、該当箇所をドラッグするだけで入力できてしまう。

 

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さらに、下の段も以下のように記入してしまおう。

 

範囲は上段と全く同じものを記入する。

 

完了したら、「OK」をクリック。

 

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見事完成。

 

これでもわからなかったら、コメントで騒いで下さい。暇だったら対応します。

 

 

仕組みというか数学的根拠というか何でこれでいいのっていう

TRIMMEAN関数とはどういう関数か

 

=TRIMMEAN(データ範囲, 割合)

 

で、データの上限と下限から一定の割合のデータを無視して平均をとります。

 

意味が分かりませんね。なので頑張って分かりやすく説明します。

 

まず、大まかには

 

「入力されたデータ範囲のうち、大きすぎる数と小さすぎる数を無視して平均を取るぜ!」

 

という機能があります。

 

そして、

 

「どのくらい無視するかは、ユーザーのみんなが決めてくれよな!」

 

という性格もあります。

 

例えばTRIMMEAN君に

 

「データ範囲はA1からA100で、5%無視でよろしく頼む!」

 

と注文すれば、

 

「あいよ! 上2.5%と下2.5%をカットしとく! 残りの数で平均を取ります!」

 

と返事をしてくれるわけです。

 

実際の入力としては、

=TRIMMEAN(A1:A100, 0.05)

 

という風になります。

 

(割合の欄はパーセントではなく、小数で入れなければならないので、5%なら0.05)

 

COUNTA関数とはどういう関数か

=COUNTA(セル範囲)

 

で、空白ではないセルの数を数える関数です。

 

たぶんこれは難しくない筈。

 

オリンピック方式にするためには割合の部分をどうするか

オリンピック方式は、上下1つずつカットして平均を取ります。

 

つまり、これを割合で考えると、

 

上下 \frac{1}{データ数}ずつカットすると考えることができます。

 

なので、実際に「割合」の欄に入力すべき数値は \frac{2}{データ数}であり、これをエクセル関数にすると

 

2/COUNTA(データ範囲)

 

となるのです。

 

だから、

 

=TRIMMEAN(データ範囲, 2/COUNTA(データ範囲))

 

で上手くいくというわけです。

 

ふう疲れた。

 

以上。後半のムズイところは、僕の日本語力だとこれ以上は無理なので、あとは各自でうんうん唸って考えて頂きたくお願い申し上げそうろう。

【失敗から学ぶために】論語の格言を集めました!

失敗は誰にでもあること。

 

誰にでもあることだからこそ、「失敗をどのように捉えるか」が重要だと思います。

 

この記事では、今まで多くの人に影響を与えてきた古典論語から、失敗に関する格言を紹介します。

 

 

 

失敗から学ぶ格言集

失敗を改めないことが、なによりの失敗だ

子曰わく、

「過まって改めざる、是れを過まちと謂う」

(しいわく、「あやまってあらためざる、これをあやまちという」)

 

訳:先生がいわれた。「過ちをしても改めない、これを本当の過ちという」

 

失敗をしてしまうこともある。

しかし、それを改めて次に生かさないことが、本当の失敗といえる。

 

という風にも読み替えられるのではないでしょうか。

 

 

失敗をしないためには

子曰わく、

「約を以って之れを失する者は、鮮し」

(しいわく、「やくをもってこれをしっするものは、すくなし」)

 

訳:先生がいわれた。「心をひきしめていて失敗する人は、ほとんどいない」

 

油断は失敗のもと。

 

失敗してしまった時は、自分に油断がなかったかを見つめなおしてみるといいかもしれません。

 

 

人は失敗の種類でわかる

子曰わく、

「人の過ちや、各おの其の党に於いてす。過ちを観て、斯に仁を知る」

(しいわく、「ひとのあやまちや、おのおのそのたぐいにおいてす。あやまちをみてここにじんをしる)

 

訳:先生がいわれた。「人の過ちは、人物の種類によって異なる。過ちの種類を見れば、その人に仁があるかないかは、わかる」

 

「仁」とは一切のものに対して思いやりのある心を言います。

 

それがあるかないかは、失敗の種類でわかる、という言葉です。

 

今まで自分がしてきた失敗を分析してみると良いかも知れません。

 

 

失敗は認め、反省しよう

子曰わく、

「已んぬるかな。吾れ未まだ能く其の過ちを見て、而も内に自ずから訟むる者を見ざる也」

(しいわく、「やんぬるかな。われいまだよくそのあやまちをみて、しかもうちにみずからせむるものをみざるや」)

 

訳:先生がいわれた。「ああ、もうおしまいだなあ。自分の過ちを認めて心の中で自分を責める人を、私は見たことがない」

 

孔子は、自分の過ちを認めて責任を感じる人がいないことを嘆いているのです。

 

自分の過ちを認め、責任を感じることができる立派な人は昔からそんなに多くなかったのでしょう。

 

 

忠告者がいることは幸せなこと

「丘や幸なり。苟しくも過ち有れば、人必ず之れを知る」

(「きゅうやさいわいなり。いやしくもあやまちあれば、ひとかならずこれをしる」)

 

訳:「私はしあわせ者だ。もし過ちがあれば、誰かがきっと気づいて教えてくれる」

 

孔子様だって失敗してしまうことがあります。

 

この一節は、孔子が知識不足のために人物評価を誤ってしまったとき、孔子の弟子づてで過ちを指摘されたあとの場面です。

 

間違いを指摘されたとき、「気づいて教えてくれる人がいて幸せ」と感じる人物の大きさは、見習いたいものです。

 

 

君子と小人の違いその1

子曰わく、

「君子は諸れを己に求め、小人は諸れを人に求む」

(しいわく、「くんしはこれをおのれにもとめ、しょうじんはこれをひとにもとむ」)

 

訳:先生がいわれた。「君子は事の責任・原因を自分に求めるが、小人は他人に求め、責任を転嫁する」

 

責任転嫁は見苦しい。

 

自分の胸に手を当てましょう、というお言葉。

 

 

君子と小人の違いその2

 

子夏曰わく、

「小人の過まちや、必ず文る」

(しかいわく、「しょうじんのあやまちや、かならずかざる」)

 

訳:子夏がいった。「小人が過ちをすると、必ずとりつくろってごまかそうとする」

 

こちらは孔子のお弟子さん、子夏の言葉です。

 

一方君子はというと、、、

 

子貢曰わく、

「君子の過まちや、日月の食の如し。過まつや、人皆な之れを見る。更むるや、人皆之れを仰ぐ」

(しこういわく、「くんしのあやまちや、じつげつのしょくのごとし。あやまつや、ひとみなこれをみる。あらたむるや、ひとみなこれをあおぐ」)

 

訳:子貢がいった。「君子の過ちは、日食や月食に似ている。君子は自分の過ちをごまかしたりしないので、日食・月食のようにだれの目にもはっきり見える。すぐに欠けたところが改められるところも似ている。再び輝きを取り戻した姿を人々は仰ぎ見て尊敬をする」

 

君子は過ちを犯してもごまかさないので、みんなに丸わかりだと言うのです。

 

しかし、君子はすぐにそれを改めるのでみんなに尊敬される、というわけです。

 

子貢は孔子のお弟子さんです。

 

君子の過ちを日食とか月食に例えるとは、さすがは孔子の弟子、素晴らしい感性をしていて感動します。

 

 

 

終わりに

引用でいっぱいになってしまいましたが、論語の言葉のすべてに目を通して、必要な言葉だけを引用するのは骨の折れる作業でした。

 

論語』は現代の私たちにも大変役に立つ古典です。

 

是非参考になさってください。

 

最後に、引用元とさせて頂いた齋藤孝さんの訳本を紹介させて頂きます。

 

 

失敗の原因を分析する方法

 

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vagusnerve.hatenablog.com

 

この記事では、上に掲載した記事の内容を掘り下げます。

 

この記事の目標は、

 

「失敗の原因を効率よく分析する」

 

です。

 

5つの効果的な質問が効率的な分析を可能にする

失敗の原因を、あーでもない、こーでもない、というように漫然と考えるのでは、明確な答えが得られず、時間ばかりが無駄になってしまう可能性が高いです。

 

このようにならないための方法が「効果的な質問」です。

 

この「効果的な質問」を、失敗した人に投げかけることで、効率的に失敗原因を突き止めることができます。

 

自分に投げかける場合は、自問自答という形になります。

 

それでは、その10個の質問を順にみていきましょう!

 

 

未知な要因または予測不可能な要因があったか?

世の中には誰も知らないことや誰にも予測できないことがあります。

 

そして、その結果失敗してしまうことだってあります。

 

失敗がそういった要因によるものでないか、考えてみる価値は大きいです。

 

無知が原因だったのではないか?

ある知識を知らないがために失敗してしまうことがあります。

 

また、すでにその失敗を防ぐ方法があったのにも関わらず、不勉強でそれを知らないために失敗してしまうことがあります。

 

この質問を通して、知識不足がなかったのかを調べてみて下さい。

 

ミスを誘発する状況があったか?

その失敗がミスによって引き起こされたのであれば、そのミスを誘発した要因を突き止める必要があるでしょう。

 

例えば、「締め切り時間に追われている」であるとか、「体調が悪かった」などが考えられます。

 

判断基準は適切であったか?

物事を推し進めるうえで、多くの判断をする必要があると思います。

 

そもそもその判断基準(価値観)がおかしいと、何をやっても失敗してしまいます。

 

また、あなたの価値観がおかしくないとしても、あなたの属している集団の価値観とずれてしまうと、失敗することがあります。

 

手順が間違っていなかったか?

物事を推し進めるときの手順を間違えたり、ずさんであったり、そもそも手順を考えていなかった場合、失敗する可能性が高くなります。

 

手順は自分で決めることもありますが、組織的に約束された手順も多く、その手順を守らないことで失敗する場合も多いです。

 

このようなことも含め、手順は適切だったか考えてみるといいかもしれません。

 

 

まとめ

この記事の内容をまとめます。

 

まず、失敗原因の効果的な分析をするための考え方として、

 

  • 漫然とした失敗原因の分析は効果が低く時間の無駄である
  • 失敗原因の分析には効果的な質問が重要である

 

ということを書きました。

 

そして、効果的な5つの質問として、

 

  • 未知な要因、予測不可能な要因はあったか
  • 無知が原因だったか?
  • ミスを誘発する状況がなかったか
  • 判断基準は適切であったか
  • 手順が間違っていなかったか

 

を挙げました。

 

この記事では終始、偉そうな口を叩いてしまって大変恐縮ですが、皆さんのお役に立てればと思います。

 

最後に、この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本を(今回は1冊だけですが)紹介させて頂きます。

 『本当に役に立つ「失敗学」』畑村洋太郎 

 

失敗を適切に対処するのに重要な「鈍感力」

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vagusnerve.hatenablog.com

 

前回の記事に引き続き、「失敗を次に生かす方法」について考えていきます!

 

どうぞよろしく

 

前回の記事で、

 

失敗した事実に鈍感になろう!

 

と書きました。

 

そして、この力を「鈍感力」と名付けました。

 

ここまでくると、正常な人間ならば

 

「鈍感力とかイミフ」

「言葉がカッコいいからって、いい気になってるんじゃないの?」

「なんか新しいことばなんか作っちゃってぇ~」

「イキってる意識高い系かよwwwwまじで草www見てて痛いわぁ~」

 

という感想を持つはずです。

 

ですから、そのような声にお応えするために、「鈍感力」とは何か「鈍感力」がなぜ重要かどうすれば「鈍感力」が身につくか、について掘り下げていきたいと思います。

 

「非難」と「後悔」により、正しい解決策を見失う

非難

失敗をすると、周囲の人が「非難」してきて「ぴえ~~ん」ってなりますよね。

 

「このミスは未然に防げたんじゃないの?」

「何でこんなこともできないんだ!」

「これを間違えるとは、知識が足りなすぎる」

 

こういう声をずっと聞いていると、

 

わかったからだまっててくれぇぇぇぇええええ

 

と、錯乱状態に陥ること必至。

 

後悔

あと、失敗するとめっちゃ「後悔」しますよね。

 

「どうしてミスったんだろう...ウジウジ」

「自分って無能なんだろうか...ウジウジ」

 

そして、負の感情が渦巻き、とうとうメンヘラになってしまう...

 

 

 

後ろ向きと前向き

以上の「非難」と「後悔」とに共通することは、思考が後ろ向きだということです。

 

過去見ちゃうのね 

 

逆に、「解決策を探る」行為は、思考が前向きです。

 

要するに、ベクトルが真逆なのだ!

 

だから「非難」や「後悔」みたいなウジウジ思考は、前向き思考を邪魔する。すんごくたちが悪い悪魔です。

 

本当によろしくない。大変よろしくない限りです。

 

「鈍感力」とは何か

「鈍感力」とは、

 

後ろ向き思考である「非難」や「後悔」をうまくかわして、視点を前に向ける力

 

だと考えます。

 

シュッッッ( 一一)

 ↑非難や後悔をかわす音

 

からの

 

はい、切り替えてこー、はいっはいっ、はいいいいいーーーー次ね。次。

 

ということです。

 

「鈍感力」がなぜ重要か

「非難」や「後悔」には生産性がありませんが、「解決策を探ること」には大きな生産性があります。

 

つまり、

 

不毛なことは考えない方がいいよな!? 意味のあることを考えた方がイイヨな?? 

 

ということかな。適当過ぎます???

 

どうすれば「鈍感力」がつくのか

「鈍感力」をつける具体的な方法はざっくり書くと、

 

  • 周囲の「非難」に対処する方法:無視安定の術
  • 自分の「後悔」をやわらげる方法:後悔のビジュアル化
  • 身体をゆったり使おう
  • 睡眠

 

の4つ。

 

順番に紹介していきますね!

 

周囲の「非難」に対処する:無視安定の術

人の失敗を非難してくる奴って、大体、

 

  • 現実味の無い建前論
  • 論理性に欠けた感情論

 

のどっちかです。

 

だから、こういうのは

 

無視安定。

 

どうせ、そいつらが同じ状況下にいたら、おんなじミスするだから。

 

だから、非難してくる人を見たら

 

「お前には関係ない」

 

と心の中で言っていれば良いんです。(勿論声に出しちゃだめですよー)

 

ホリエモンもこんなことを言ってることですし。

 

誰かがあなたについてどう思おうが、それは自分の問題ではなく、相手の問題だ。

他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、それはあなたの人生にはかかわりのないことだ。

ー『本音で生きる』堀江貴文

 

自分の「後悔」をやわらげる方法:後悔のビジュアル化

後悔してるときはメンタルがめっちゃ消耗するのって、僕だけでしょうか?

 

いや、同じような実感がある人は多いと思います。

 

この対処法に関して、齋藤孝さんが良いこと言ってるので引用します。

 

その癖をつけるために一番いいのは、後悔している時、エネルギーの猛烈な漏れが生じている図をビジュアル化することだと思う。

(中略)

たとえて言えば、穴のあいた米袋から、猛烈な勢いで米粒が落ちていくイメージだろう。米袋から米が落ちたら、誰だってあわてて止めるだろう。それなのに、気持ちのエネルギーはなぜ止めないのだろうか?

ー『前向き力』齋藤孝

 

齋藤孝さんの考え方から学べることは、 

 

後悔したらヤバい! という事実を、ビジュアル化して具体的に意識しようぜ!

 

ということです。

 

是非やってみて下さい。

 

身体をゆったりと使おう

失敗してヤバい! というとき、呼吸が速くなったり、鼻や口を手でさわりまくったり、とにかく落ち着きがなくなります。

 

ですから、意識的に呼吸をゆっくりとし、おおらかに体を使うことが大事です。

 

身体と精神は密接に結びついていますから、身体の動きをゆったりすることで、結果的に心もおおらかになるのです。

 

寝よう

何も考えず、寝る。

 

起きたらケロッとしていることなんてザラにあります。

 

睡眠は、正義。

 

これから「睡眠は正義」の話をしよう(しない) 

 

まとめ

記事の内容をざっくりとまとめて終わりにします。

 

  • 周囲の非難や自身の後悔が、解決という前向き思考を邪魔する
  • 「鈍感力」とは「非難」や「後悔」といった後ろ向き思考をかわし、視点を前に向ける力である
  • 「鈍感力」は不毛なことを考えない、という意味で重要である
  • 「非難」に対しては、無視安定である
  • 「後悔」はビジュアル化しよう!
  • 身体をおおらかに使おう!
  • 寝よう!

 

です。

 

「鈍感力」をいち早く身につけ、失敗を成功に変えるスキルを磨いていってください!

 

最後に、この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本を紹介いたします。

 

 『本当に役に立つ「失敗学」』畑村洋太郎

『前向き力』齋藤孝

『本音で生きる』堀江貴文

失敗を次に生かすためのたった3つの心得

何もかもみんなしくじったのは

どれもこっちのてぬかりからだ

電燈が霧のなかにつきのこり

川で顔を洗ふ子と

橋の方では太くたつ町の黒けむり

 

――『何もかもみんなしくじったのは』宮沢賢治

 

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人間、普通に生きていれば失敗しますよね?

 

ほんの些細なものから、「こいつぁ、とんでもないことをしてしまった...!!!」というものまで、生きてればいろいろありますよね?

 

どんな優秀な人だって失敗するときは失敗する。そう信じたいですよね。

 

というか、そうでないと困るんだよナァ!

 

とにかくみんな失敗する。それでいいんですよ。

 

そう考えると、偉い人っていうのは、失敗を上手く次に生かせる人ってことになる。

 

だから、この記事の目的は、失敗を次に生かす方法を考えようぜ! というところにあります。

 

ということで、本題に入るネ!

 

失敗の原因を探り、解決策を考える

失敗をした時、「何で失敗したんだろう?」という疑問を持つことがすごく大事だと思うんです。

 

例えば、家族に玉子焼きを作ったら、めっちゃしょっぱくて大ブーイングを食らった! ということが僕にはあったんです。(馬鹿でしょう?)

 

それで、「ちゃんとレシピみたのに何でこうなってしまったんだろう?」と原因を探していたら、砂糖と塩を間違えたことが分かったんですね。

 

あと、砂糖と塩を全く外見が同じ容器に入れていたことも原因だった。

 

だから、ちゃんと容器の外側に「砂糖」とか「塩」とか中身を書くことにしました。

 

そうすることで、次からは絶対に間違えません。

 

というか、砂糖と塩を見分けられない時点で馬鹿なんだけど!!!

 

でも、当時はそんなことはまったく分からないわけで、容器に中身を書く対策で精いっぱいだった。

 

でも、今思えば、そういう健気な対策があったからこそ、砂糖と塩を見分けることができるようにもなったわけです。

 

本質の見えていない原因検索と対策であっても、それをすることでもっと本質的な問題が浮かび上がってくることもあります。

 

だから、原因検索と対策はどんなにクオリティーが低くてもやるべきだと思う!

 

ちなみに、失敗した原因を分析する方法は、以下の記事に詳しく書きました。

 

少しでも原因分析の精度を上げるための知恵を書いたつもりです。

 

vagusnerve.hatenablog.com

 

 

失敗について人と話す

失敗したときって、自分の部屋にこもってうじうじ考えちゃうこと、ありません?

 

「あー自分はダメだ...」

「どうすれば...」

「なんでこんなことになってしまったんだ...」

「誰も助けてくれない...」

「つらくなってきた...」

 

かといって、「大丈夫なの?」と聞かれると、

 

「大丈夫! 自分で何とかするからっ!(^^)!」

 

と気丈にふるまう。

 

イヤ、そういうの良いから!!!!

 

相談しよ、相談。人に打ち明けようよ、それ。

 

悩めるワタシ♡ 辛いけど人には迷惑をかけない健気なワタシ♡

 

とか、そういうのが一番めんどくさいから!!

 

さっさと人に話しましょ。

 

人に話すといいことがいっぱいあります。

 

まず、人に話すだけで心が軽くなります。これは本当に大きい。

 

あとは、人にもよるけど、慰めてくれて神! ってなります。

 

次に、相手の頭の良さによるけど、原因と解決策を分析してくれて神! ってなります。

 

最後に、相手がマザー=テレサかどうかによるけど、解決するお手伝いもしてくれて神! ってなります。

 

とにかく人には聞いてもらうべきです。ちょっとした失敗ならネタにしてしまうこともできるし。

 

失敗した事実に鈍感になろう!

さっきも言ったと思うけど、失敗して一番問題なのは、自身がなくなっちゃうことだと思うのです。

 

つまり「失敗を背負ってしまう」わけです。

 

例えば、ボーリングをやっていて、

 

「さっきは失敗したなぁ」

「上手く投げたつもりなのにガーターだった」

「次もおんなじ失敗をしちゃう気がする...」

「さっきで変な癖がついっちゃったかなぁ」

 

とか、うじうじ考えていて、次のボールがストライクになるわけがない( *´艸`)

 

そうやって失敗を背負っているときって、今やるべきことに集中できていないんですよ。

 

これでは失敗を生かすもくそもない。

 

さっきやらかした失敗のことを考えている暇があったら、次に投げるボールに100%神経を集中させろよ! ということです。

 

では、逆に上手く失敗を生かせる強者は、こんな感じです。

 

―――

 

10:00 一投目終了。一投目はガーターだった。

 

インタビュアー「今のボールについてご感想は?」

強者「失敗でした。少し体幹がぶれてしまったことが原因でしょう。フォームがおかしかったからあもしれません。次は綺麗なフォームを意識したいです。」

 

10:05 他の選手の投球のため、しばらくお休み。

 

10:10 二投目スタンバイの時間

 

インタビュアー「先ほどは残念でしたね! 二投目はどうするのでしょうか?」

強者「先ほどは残念だった? さっきどんな投球をしたか、よく覚えていないね。とにかく今回は綺麗なフォームを意識したい。」

 

――

 

つまり、失敗の原因とその解決策だけを覚えていて、失敗の事実に対して鈍感になっていると言えます。

 

失敗の原因と解決策を記憶することは、あなたにとって大きな財産になります。

 

しかし、失敗した事実自体は財産になりません。

 

失敗を生かすには、失敗した事実に鈍感になるべきです!!! 

 

僕はこの力を「鈍感力」と名付けています。詳しくは以下の記事に書きました。

 

vagusnerve.hatenablog.com

 

 

 

まとめ

それでは、この記事のまとめです。

 

  • 失敗の原因を検索し、解決策を見つけること
  • 失敗について人と話すこと
  • 失敗の原因と解決策だけを覚え、失敗した事実は忘れてしまうこと

 

少々偉そうなことを書いたかもしれませんが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。